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プロフィール

HN:
KATIA
年齢:
38
HP:
性別:
女性
誕生日:
1986/06/06
職業:
しーでーとか創ってる。
趣味:
絵。歌。映画。読み物。とか。
自己紹介:
ブラジル生まれ日本育ち。
Janne Da Arcとそのリーダーを愛してやまない。
プロフ画像は私の宝物\(^o^)/

あとどうしようもないヲタク。

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ネタ保管短文

王様の相棒に対する超☆絶過保護発揮ネタをぬくぬく暖めております。
考えるだけでとっても恥ずかしい。
王様の過保護加減が。(w
☆★☆★☆



―――やはりダメだ。今更アイツを知らないフリなどして落ち着けるものか…!

狭いスペースにうまく備え付けられた棚。
その棚に無数のゲームや玩具の類。
武藤双六が構えた小さなゲーム屋のカウンターの上に1人の青年が行儀悪くも細い脚を組んで座っていた。
整った顔立ちに鋭い眼光…見る者が見れば只者ではないとわからせてしまう外見の青年。
付近の高校の制服姿に黒いネックベルト、首から鎖で逆四角錐の形のペンダントを吊るしている。
黙っていれば人形かと見紛ってしまうのではないだろうか…?
そう思えるほど青年の体付きは実にか細く、また顔つきは秀麗なものだった。
だが、眉間に皺をよせ不機嫌に足をならしながらカウンターに座り一時もその場から動かないその姿は一見するとただの不良にしか見えない。
彼のすぐ横で、店内に数人いた小学生の男子児童と店長の双六が新作のゲームの話で盛り上がっている。
先ほどまでその話に耳を傾けていたつもりが、話の内容はまるで彼の念頭に入ってはこなかった。

―――実際聞く気がないんだろうな、オレは

目を細めて盛り上がっている隣の無邪気なオーラをまぶしそうに一瞥するも、彼らの話はまだまだクールダウンしそうにないようだ。
無意識に小さなため息をついて青年は何もない天井を仰ぐ。
今日1日で何十回目の天井仰ぎか…本人も、わかってはいなかった。

「お前はすぐそこにいるのに、今のオレ達の間の距離はなんて遠いんだ。なぁ、相棒」

天井を仰いだまま呟いたとき、店内にいた少年達が店長の双六に向かって別れの挨拶をして、天井を仰ぐ青年には見向きもせずに出入り口ドアを勢いよく開き店を出て行った。
ゆっくりと自然に閉まるドアの隙間から覗く外には影が殆どみあたらない。
そろそろ正午だ。
もうとっくに見えない少年達の背中に小さく手を振り笑顔をつくった双六は、青年以外誰もいない店内をゆっくり見渡すと「今は誰もおらんし、お昼時じゃしちょっと一休み~」と呟きカウンター奥のドアに引っ込む。

店内に残ったのは売り物であるゲームたちと、カウンターに置かれた逆四角錐のペンダントだけだった。





「う~ん…うぅ…」
武藤遊戯は、ベッドの中でひとり苦しんでいた。
正確にはいわゆる風邪からくる熱という症状にうなされていた。
「う…あたま…いた…ぃ…」
頭から布団を被った状態で、遊戯の頭と思しき場所がもごもごと動く。
痛いのを少しでも紛らわせようと手を頭に持ってきたらしい。
だが所詮気休め。
布団が弱弱しく動いて数秒後、力なく布団の一部が陥没。
どうやら手を動かすのもだるくなってきたらしい。
小さなうめき声も更に小さくなっていくが、決して止みはしなかった。
それでも風邪による疲労状態が続いているせいか、遊戯の意識は苦しいながらもどんどん睡魔に誘われて沈黙していく。
眠気が意識を殆ど支配したころ、ようやく眠れそうだとほっと息をついて眠りの世界に足を踏み入れる一歩手前。

「相棒!寝たか!?寝たのか?!?!」

今日はもう聴くはずのなかった誰よりも近くで聴いているいつもの声が頭に直接響いてきてさっきまで遊戯の頭を襲っていた鈍痛が再度波をたてはじめた。
「………」
やっと眠れると思ったのに。
そう思わざるをえない遊戯が布団からゆっくり顔を出すと、自分の顔…正確には、自分の姿を借りた彼の顔がありえないくらい近くにあった。


~
とりあえず思いつきだとここまでが限界
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